私自身の話を少しさせてください。
私には息子がいます。
息子が10歳の時、溶連菌による急性腎炎になりました。
治療の中で、塩分を厳しく管理する必要が出てきたため、食品のラベルや調味料のラベル、買うものすべての成分表を確認する日々が始まりました。スーパーで、ありとあらゆるもののラベルを見て買い物をしていました。
今考えると、よくやったな、と思います。ちょっと変なお客でしたね。
それまで気にしたことがなかった「何が入っているか」を、初めて真剣に見るようになりました。

「人は食べたもので出来ている」
その当時、栄養士さんに言われた言葉が今でも残っています。
「人は食べたもので出来ている」
シンプルな言葉ですが、体に入れるものへの意識がガラッと変わった瞬間です。
その意識が、ネイルの材料へも向かった
不思議なことに、この気づきはネイルの仕事にも波及していきました。
お客様の爪に直接触れる材料。毎回使うジェルや道具。
「これは何でできているのか」「肌や体に影響はないか」
——そういう問いが自然と生まれてきました。
当時、材料学を学べる環境はほとんどありませんでした。
今のようにオンライン講座もない時代。それでも学びたくて、埼玉から大阪まで通いました。
指名してくださるお客様がいる。その信頼を裏切ることはできない。それが、私を動かし続けた理由です。

ネイリスト歴20年近く、今も学び続けている理由
ネイルの材料は、今も進化し続けています。
新しい成分、新しい技術、新しいジェルが次々と出てきます。
だから、学ぶことに終わりはありません。
20年近くこの仕事を続けてきた今も、材料学の勉強は続けています。
「もう十分知っている」とは、正直思えないからです。
安心して任せてもらえるサロンでありたい
爪は体の一部です。
直接触れる材料だからこそ、何を使うかは大切なことだと思っています。
私はこの手で家族への料理を作ります。
だから、爪に塗るジェルは妥協できません。
「このサロンなら安心」そう感じてもらえることが、私にとって一番の信頼です。
材料へのこだわりは、お客様への敬意でもあります。
初めてご来店の方も、久しぶりの方も、気になることがあればなんでも聞いてくださいね。

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