「手を見られるのが、なんとなく気になるようになった」

50代になると、こんな気持ちを持つ方が増えてきます。顔は毎日鏡で見ますが、手元は意外と見ていません。
ふとした瞬間に自分の手が目に入り、以前と違うことに気づく。
そういう経験をされた方も多いのではないでしょうか?

手は、年齢が出やすい場所。

今回は、ネイリスト歴18年の私が、50代の手元をきれいに見せる色の考え方をお伝えします。

目次

なぜ手元は年齢が出やすいのか

手元の印象が変わる理由は、大きく3つあります。

紫外線を浴び続けている

顔には日焼け止めを塗っても、手まで塗る習慣のある方は多くありません!
運転中のハンドル、洗濯物を干す時間、買い物の行き帰り。手は、一年中紫外線を浴び続けています。
その積み重ねが表れます。
心当たり、ありませんか?

皮膚が薄く、皮下脂肪が少ない

手の甲の皮膚は、体の中でも薄い部分。年齢とともに皮下脂肪が減ると、その下にあるものが透けて見えやすくなります。
これは自然な変化で、健康状態とは関係ありません。
若い頃のふっくらした手と今の手の違いは、ここが大きいですね。

常に動いていて、水に触れている

家事、仕事、日常のあらゆる動作で、手は休みなく働いています。
洗い物や手洗いで水と洗剤に触れる回数も、体の中で群を抜いて多い場所です。乾燥が進みやすい条件が揃っています。
頑張っている証なんですけどね。

つまり手元の変化は、その方が長年きちんと生活してきた証でもあります。
恥ずかしいことでは、まったくありません!

理想を言えば、はっきりした色

色の理屈から言うと、手元を明るく見せてくれるのは、はっきりした色です。

理由は2つあります。

視線の行き先ができる

人の目は、はっきりしたものを先に見るようにできています。指先に明確な色が乗っていると、視線はまず爪に集まります。

視線の行き先ができると、手全体をぼんやり眺められることがなくなります。
隠すのではなく、見る場所を作ってあげる。これが手元の印象を変える一番確実な考え方です。

肌との差が、肌を明るく見せる

色は隣り合うもの同士で影響し合います。爪にはっきりした色があると、その差によって肌の側も明るい方向に見えてきます。
反対に、爪の色が肌の色と近すぎると、指先と手の甲の境目がぼやけて、手全体が一枚の面のように見えてしまいます。
1度、くすみ系と鮮やかな色の布(洋服でもカーテンでも!)の上に手をかざし、比べてみてください。

とはいえ、手は選びにくい場所です

ここまで読んで、「理屈はわかるけれど、その色は選べない」と思われた方も多いと思います。

それは当然のことです。手は、一日のうちで最も人の目に触れる場所です。
仕事で書類を渡すとき、名刺を出すとき、会議で資料をめくるとき。常に相手の視界に入ります。
職場のルールや、お客様と接する仕事かどうかによって、選べる色は変わります。

そのうえで、落ち着いた色を選びながら手元をきれいに見せる方法があります。

くすみ系が好きな方へ、ラメという答え

くすみカラーやグレージュがお好きな方は、その色をやめる必要はありません。好きな色を我慢して選ぶネイルは、続きません。

おすすめしたいのは、その色にラメを足すという方法です。

ラメが色の弱さを補ってくれる

落ち着いた色が手元をぼんやりさせてしまうのは、光を返す力が弱いからです。ラメを入れると、そこに光が返ってきます。

色そのものは静かなまま、指先だけがきらりと動く。
これで「視線の行き先を作る」という目的は果たせます。色を明るくしなくても、光で同じ効果が出せるということです。

入れ方はいろいろあります

  • 全体に細かいラメを混ぜて、控えめな輝きにする
  • 爪の先だけにラメを乗せて、動いたときに光らせる
  • 根元から先に向かって、ラメを少しずつ濃くする
  • 10本のうち1〜2本だけをラメにする

どれも、遠目には落ち着いた手元に見えます。派手さは出ません。それでいて、手元の印象は確実に変わります。

「くすみ系が好きだけれど、なんとなく物足りない」と感じている方は、一度試してみてください。

色と同じくらい、形も効きます

色の話をしてきましたが、実は形も同じくらい印象を左右します。

指先に少し長さがあり、角がやわらかく整えられていると、指全体が細く長く見えます。
反対に、短く四角い形は、指を実際より短く見せます。

仕事の都合で長さを出せない方も多いと思います。その場合でも、爪の角を丸く整えるだけで印象は変わります。
長さを出すことより、10本の形が揃っていることの方が大切です。

足元なら、思い切った色を楽しめます

手では選べない色も、足元なら話が変わります。

足の爪の色まで、職場のルールがあるお仕事は少ないはず。
また、人目も手ほど触れないので冒険できる場所ですね。

だからこそ、足元では鮮やかな色をおすすめしています。特に赤は、足の指先によく映えます。
手では抵抗のある色でも、足なら不思議と自然になじみます。
サロンでも、フットネイルの一番人気カラーは赤です。

「派手な色は似合わないと思っていた」とおっしゃっていた方が、足元で赤を試して、印象が変わることもあります。
手で無理をする必要はありません。色を楽しむ場所は、足元にあります。

色と一緒にやっておきたいこと

手を洗ったら保湿する

手が乾燥していると、光を返さなくなり、手全体がくすんで見えます。
保湿された手はやわらかく光を返すので、それだけで明るく見えます。

洗面所とキッチンにハンドクリームを1本ずつ置いておくと、続けやすくなります。

朝の日焼け止めを、手の甲まで伸ばす

顔に塗ったあと、残った分をそのまま手の甲まで伸ばすだけです。
新しく何かを買う必要も、時間を増やす必要もありません。これから先の手元のために、今日からできることです。

ネイリストからひとこと

仕事があり、生活があり、その中で選べる範囲があります。
大切なのは、好きな色を我慢しないことです。そのうえで、ラメを足したり、形を整えたり、できる工夫があります。

指先に自分の好きな色が乗っていると、手を見る回数が自然と増えます。
見る回数が増えると、保湿もするようになります。そうやって少しずつ、手元との付き合い方が変わっていきます。

どの色が似合うか、どう工夫できるかは、お客様の肌の色やお仕事の環境を伺いながら一緒に考えます。
遠慮なくご相談ください。

ネイルサロンKanonは南浦和にあります。

ネイルサロン カノン
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記事執筆

埼玉の南浦和のネイリストです!
思わず笑顔になる指先を作ります♪

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